賃貸派必見!20代が損しない部屋選びの鉄則とは


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初めての一人暮らし。
社会人デビュー後の住み替え。
20代にとって「部屋を借りる」という経験は、人生における大きな節目です。
しかし、家賃・立地・間取り・築年数など、選ぶ基準が多すぎて混乱してしまう人も少なくありません。
「家賃を安くしたのに、通勤が大変…」
「おしゃれだけど、生活音が気になって眠れない…」
そんな後悔を避けるためには、“目先の条件”にとらわれず、ライフスタイル全体を見通した「鉄則」を知ることが大切です。
この記事では、20代が賃貸選びで損をしないための、5つの鉄則をわかりやすく解説します。

家賃は「手取りの3割以内」が基本ルール

部屋選びの最初の基準となるのが「家賃」です。
一般的に、家賃は「手取り月収の3割以内」が無理のない範囲とされています。
たとえば、手取り20万円なら家賃は6万円前後が目安。
これを超えてしまうと、食費や交際費、通信費などの支出を圧迫し、生活が苦しくなってしまいます。
「家賃を下げるために狭い部屋にする」という選択肢もありますが、住みにくさでストレスが溜まり、結果的に損することも。
自分の収入と生活スタイルを冷静に見つめ、無理なく住める範囲を把握することが第一歩です。

立地は「職場との距離」だけで決めない

駅から近い、会社に近いという理由だけで部屋を選ぶと、意外な落とし穴が待っていることも。
たとえば、駅近だけど深夜まで騒がしいエリアだったり、駅から近くても実は坂が多くて通勤がつらかったり。
「通勤距離」よりも「通勤快適度」で考えると、後悔の少ない選択ができます。
また、コンビニやスーパー、ドラッグストアの有無、夜の街灯の明るさなども重要な判断材料です。
特に女性の一人暮らしでは、治安や人通りの多さ、安全性をしっかり確認しておくことが大切です。

内見では「日当たり」「音」「収納」を見逃すな

物件の内見では、部屋の広さや設備ばかりに目が行きがちです。
でも、実は日当たり、生活音、収納の広さなどが、住み心地を大きく左右します。

・朝から自然光が入るか

・隣や上の部屋の音がどのくらい響くか

・クローゼットの中にハンガーパイプがあるか

これらは図面だけではわからないポイント。
特に音問題はトラブルになりやすいため、実際の内見で「静かさ」を必ずチェックしましょう。
また、「なんとなく狭い」と感じる場合は、家具のサイズを事前に測っておき、配置できるかどうかも確認しておくと安心です。

契約時の「初期費用」は家賃の4〜5倍かかることも

家賃だけを見て「安い!」と思って契約しようとすると、意外と高い初期費用に驚く人が多いです。
敷金、礼金、仲介手数料、火災保険、鍵交換代、前家賃など…
合計で家賃の4〜5か月分かかることも珍しくありません。
つまり、月6万円の家賃なら、契約時に30万円近く必要なことも。
この金額を事前に見込んでおかないと、引っ越し後の生活費が足りなくなり、カードローンに頼る羽目になるケースも。
契約前には必ず「初期費用の見積もり」をもらい、支払い可能かどうかをシミュレーションしておきましょう。
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将来のライフスタイルも見据えた選び方を

20代はライフスタイルの変化が大きい時期。
就職・転職・恋人との同棲・結婚など、1〜2年で状況が変わることも多いです。
そのため、長く住む前提よりも「柔軟に動ける物件かどうか」を重視するのがおすすめです。

・更新料が高すぎないか

・途中解約の違約金があるか

・家具のサイズが今後も使いやすいか

このような“住み替え前提”で物件を選ぶと、ライフイベントが起きたときにもスムーズに行動できます。
また、「駅チカ・築浅」にこだわりすぎると選択肢が狭まるので、「築年数より管理状態」「駅徒歩より交通アクセス全体」で見ると、コスパのよい物件に出会えることもあります。

焦らず、自分軸で選ぶことが最強の防御

賃貸選びは、見た目や勢いで決めてしまうと、思わぬ後悔を招くこともあります。
でも、ポイントを押さえて選べば、20代でも快適でコスパの良い生活が実現できます。
家賃・立地・日当たり・収納・初期費用・ライフプラン
この6つの軸をバランスよく考えて、自分の「暮らしにフィットする物件」を選んでください。
焦らず、でも慎重に。
それが、20代の賃貸ライフを損しないで楽しむ最大のコツです。

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